今回気になったニュースはマクドナルドのポケモン ハッピーセット購入制限について。
マクドナルドが8月15日から始めるハッピーセット「ポケモン」第2弾において、「1人3セットまで」の購入制限を発表しました。理由はもちろん、転売目的の大量購入と食品廃棄の防止です。
ただ、私はこの制限に対して「本当に効果あるの?」と疑問を持っています。今回はニュースの背景と自分なりの考えを整理してみました。
第1弾で起きた混乱
第1弾は8月9日に3日間。付属のポケモンカードに転売ヤーが殺到。初日に、多くの店舗でカード配布が終了し、SNS上には「子どもに買ってあげられなかった」という声があふれました。
カードやグッズはメルカリ等で即座に高額転売され、転売価格は1セット数千円になるケースも。さらに、ポケモンカード目当てに大量購入し、ハンバーガーを廃棄する人がいることも問題視されました。
第2弾での購入制限
8月15日から17日まで予定されている第2段では購入上限は1会計3セットまで。4セット以上を注文した場合はキャンセルされるとのこと。公式サイトでは「ご不便をおかけしますが、改善を図っていく」との説明がありました。
今回の購入制限は抜本的解決になる?
正直に言うと、この「3セット制限」は抜本的解決にならないと思います。理由は3つ!
1. 大人が“子供向けセット”を自由に買える構造
ハッピーセットは名前こそ子供向けですが、購入に年齢制限はなし。そのため、大人でもいくらでも買えます。
私は「子どもひとりにひとつ販売」のような仕組みにするのがベストだと考えています。
2. 転売ヤー対策としては甘い
3セット制限といっても、複数店舗を回れば簡単に回避可能です。モバイルオーダーも別アカウントを使えば購入可能でしょう。
3. 食品廃棄問題は残る
制限しても、転売目的の人は食べ物を目的としていないため、廃棄が減る保証はありません。
海外事例から学べること
海外では、マクドナルドや他のファストフード店が人気グッズを扱う際、事前抽選制や引換券方式を採用する例があります。
例えば、台湾のスターバックスでは限定グッズ販売にオンライン抽選を導入し、当選者のみが店舗で購入できる方式を採用。これにより転売を大幅に減らしました。
日本マクドナルドも、モバイルアプリを活用して事前抽選や購入履歴管理を導入すれば、より公平性の高い仕組みになるはずです。
まとめ:ハッピーセットは誰のためのものか?
私自身、子どものころにワクワクしながらハッピーセットを買ってもらった記憶があります。今の子供たちにも同じワクワクを味わってほしい。子供たちがハッピーになるための仕組みを大人が考えなくてはいけません。みなさんは、この制限についてどう思いますか?
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