3年ぶり、日本球界復帰の横浜DeNAベイスターズ・藤浪晋太郎投手(31)が、8月17日、中日戦(バンテリンドーム)で移籍後初先発。中日は「藤浪対策」として1~9番まで全員左打者の異例オーダーを組み、SNSでは「全員左打者」「藤浪対策」がトレンド入りしました。試合は序盤から緊迫の展開。その結果やいかに。
概要
本日の投球内容
- 藤浪晋太郎が、阪神時代の2022年9月23日広島戦以来、1059日ぶりにNPBに復帰登板しました。
- 中日は、左打者9人を1—9番に並べるという異例の布陣を採用。投球が抜けやすい藤浪の特性を考慮し、デッドボールによる負傷リスクを軽減する狙いがあったとみられます。
- 5回5安打1失点1四球5奪三振、最速156km/hを記録しました。降板時点で勝ち投手の権利を保持と、まずまずの滑り出しです。
- ところが、6回に投入された中川虎大投手が、上林誠知に初球の本塁打を許し、勝ち投手の権利は消滅しました。
背景や発表の経緯
- 藤浪投手はDeNA加入後、イースタン・リーグで調整登板を重ねましたが、8月6日の巨人戦では4回途中7四死球を記録する乱れた内容。こうしたことから、中日側は右打者起用を避けることでリスク管理を意図したと考えられます。
筆者の意見と感想
- ただ、主力の右打者を控えに回すのは“戦力ダウン”に他なりません。対策というのは通常自チームのプラスになるような戦術を練ることですが、今回はけがをしないというようにという消極的なもの。
- 中日は今日の一戦を勝つことよりもシーズン終盤に負傷者を出すわけにはいかないことを優先したわけだと思います。
- プロ野球ファンとしては「中途半端な試合」と感じたのも事実です。
まとめ
今回の「全員左打者」という戦術は、対策でありながら観戦する側に大きな話題を提供しました。全打者左打席の影響かはわかりませんが、藤浪投手は要所を締める粘投を見せ、球場全体を沸かせたことは確かです。
シーズン終盤に差しかかりましたが、藤浪投手の出番はまだまだあるでしょう。他球団が藤浪に対してどのような打線を組んで挑むのかも今後の見どころです。。
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